自分らしさインタビュー〜「大学3年生の夢を見つけるための学校」の設立を目指す〜朝原直人さん

~二足のわらじで「大学3年生の夢を見つけるための学校」の設立を目指す~
ホームページ制作「アフェティリア」代表・朝原直人さん
【インタビュー記事】(通常盤)
20代で独立・起業を果たしたのち、第二の夢を見つけ、その実現に向けて奮闘しているホームページ制作「アフェティリア」代表の朝原直人さんにお話をうかがった。
「アフェティリア」は、webサイト及びコンテンツ制作やwebサイトの保守運用、サーバー・ドメイン取得代行を主な事業内容している。アフェティリアとは、ギリシャ語で「出発点」という意味だが、「誰かの新たな出発点になれたら」という思いを込めてつけた。
独立・開業に至ったのはちょっとした偶然から。新卒で就職した某大手食品メーカーを2008年に退社、翌09年から2年間勤務したホームページ制作・開発・プログラミングの会社を辞め「転職先を見つけようかな」と数社に応募していた時に、前職で縁のあった先輩社員から「HP制作を共同でやってみないか」と声をかけられた。
結局、その先輩社員とは共同経営ではなく、「それぞれが独自に事業運営した上で、協力関係を築いていこう」という形に落ち着いたのだが、その時点で「転職」ではなく「起業」することを決意。独身の実家暮らしで、特に養う相手もおらず、IT業界での2年間で得た知識・経験からあまり不安や迷いはなかった。
11年9月に「アフェティリア」をスタートし、人づてに仕事の依頼が来たのに加え、フリーランスのエージェントに登録し、大きな案件も受注するなど「それなりに仕事はあった」が、新規顧客獲得など営業面では苦戦したという。転機は独立してから約3年半が経過した、14年の春。
あるコーチからビジネスメンタルサポートの体験セッションを受けた際、営業がうまくいかない理由は「良い子でいなきゃいけない気持ちが強すぎる」とズバッと言われ、吹っ切れた。そのコーチから個人セッションを受け続けるうち徐々に自信がつき、周りからも話し方が変わったと言われるようになった。同時に、HP制作で独立起業、の次なる夢の形も見えてきた。それが「大学3年生のための夢を見つける学校」だ。
「”朝原さんのおかげで人生の目的が見つけられた”と言ってもらえることを想像するだけでワクワクする」と語る彼に「なぜ、”大学3年生のための夢を見つける学校”」なのですかと聞いてみた。
するとこんな答えが返ってきた。朝原さんは大学時代「特にやりたいこともなく、どうやって周りの学生が方向性を定めて、それに向かって突き進んでいくのか」が疑問で仕方なかったという。
結果として、特にやりたい仕事ではなかった会社に就職するという道が待っていたわけだが、「就職活動が目の前に迫る中で、当時の自分のようにやりたいことの見つからない大学生の話を聞いて、ともに進むべき道を考え、導いてあげられたら最高に幸せ」と眼を細める。
第二の夢の実現に向けては、これからコーチングのスクールに入学して技術と知識を吸収しながら、大学生との接点を見つけるべく積極的な活動を展開していくが、乗り越えなくてはいけない課題もある。
まずは、現在の主軸事業であるホームページ制作の収入をアップさせること。「大学3年生のための夢を見つける学校」が当面赤字だったとしても、それを補填できるだけの売り上げを確保するためだ。
ただし、売上拡大に付いて回るのがマンパワーの問題。現在は営業から制作、納品の全てを一人でやっているが、当然、事業が大きくなれば手が回らなくなるので「仕事を振れる人を増やす」必要も出てくる。
その辺りの課題をクリアした上でやっていきたいのは、「多人数向けのセミナー」と「個別セッション」の2本立てによるスクール。仮にプログラマーを目指したい学生がいたら「プログラミングの本質や発想方法を教えたい」と本職であるプログラミングについても熱く語る。すでに20代で独立・起業し、ひとつめの夢を叶えた男は、理想を現実化するための開校に向け、これからも自分の道を突き進んでいく。
【インタビュー記事(オプション版)】
《第二の夢を見つけた男・朝原直人》
20代で独立・起業という夢を叶え、30代で見つけた第二の夢の実現に奮闘する男、それが朝原直人。
私学の雄・早稲田大学を卒業し、20代でホームページ制作「アフェティリア」を立ち上げた朝原。
アフェティリアはギリシャ語で出発点という意味。「あなたの出発点になりたい」という思いから名付けた。
2011年9月の独立開業から定期的に仕事をこなして3年半、転機が訪れた。
とあるコーチからビジネスメンタルサポートのセッションを受けた時だ。
「”良い子でいなきゃいけない”という気持ちが強すぎる」
ズバッと言われて眼が覚めた。
「このまま得意分野を生かしたホームページ制作を続けるのか」
「本当にやりたいことにも打ち込むのか」
朝原はひとつの決断を迫られる。
やりたいことの見つけられなかった学生時代から胸に秘めていた構想の実現を決意した。
「大学3年生の夢を叶えるための学校」の設立。
本当にそんなことができるのか?
収支は?
どうやって大学生とつながるのか?
自分にコーチができるのか?
次々と疑問が浮かんできた。
「人生は一度きり。やりたいことをやり切る」
座右の銘が朝原を後押しした。やるしかない。
人の顔色をうかがっていたのは過去の自分。
自分がどう見られるかじゃない、相手に何をしてあげられるか。
もう迷いはない。
今まで自己の確立にもがいていた男が、若者の人生の道標を示す。
あとは突き進むだけだ。
【はにわポイント】
朝原さんを一言で表すなら「くまのプーさん」。大らかで穏やかな人柄で、誰にでも優しそうな印象を与えるのと同時に、クライアントをふんわりと包み込んでくれそうな雰囲気は、まさにくまのプーさんという感じを受けました。
最近何かに怒ったことはありますか?という少々失礼な質問にも「うーん、思い浮かばないなあ」とのんびりお答えになるので「ストレス解消はどうするのですか?」とさらに質問。すると「お酒を飲んでカラオケして、一晩寝るとたいてい忘れてしまうので、ストレスをためずらい性格のようです」とのこと。納得です。
一方で「やりたいことしかやりたくない」という意志の強さを併せ持っていますが、実際に独立・起業まで漕ぎ付けるなど結果を出していることから、口先だけではない行動力も持ち合わせています。やりたいことを見つけ、やると決めたら最後までやり切る朝原さん。「大学3年生のための夢を見つける学校」が開校するのも間違いないですね。応援しています。素晴らしいお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
【プロフィール】
朝原直人(あさはら・なおと) 1980年(昭和55年)7月2日生、34歳。 東京都文京区出身、早稲田大学理工学部卒。 座右の銘:やりたいことをやり切る
小学生の頃は「人と話すのが上手ではない」少年。中学ではパソコン部に所属するインドア派だった。高校入学と同時に陸上部に所属、主に中距離(1500m)選手として活躍する一方で化学や天文学に興味を持ち、雑誌「newton」などを愛読する一面も。ブラックホールがどうなっているのか、考えるだけでも楽しかったという。
早稲田大学では理工学部に入学。陸上のサークルに入って運動を続けつつ、生まれて初めてファストフードでアルバイトを始める。バイトやサークルの仲間が恵まれたものの、化学の実験などアカデミックなパートナーには恵まれなかったことから理工学部には馴染めず、8年間かけて何とか大学を卒業。
新卒で就職したのは、やりたいことも分からず何となく入社した某大手食品メーカー。
片道2時間かけて通勤したが、約1年で退社。その先のことを考えているうち、偶然ホームページを作れる無料ソフトに惹かれ「もっと知りたい」と思い、半年かけてホームページ制作を教える学校で学んだ。
その後、ホームページ制作・開発・プログラミングの会社に転職し、2年間にわたって、デザインから制作、顧客との打ち合わせまで、あらゆる業務をこなす。2011年3月に退社し、同年9月からホームページ制作「アフェティリア」を立ち上げ、独立・起業。
起業から3年半が経過した頃、ビジネスメンタルサポートの体験セッションを受けたののち、正式にコーチングセッションを受講。自分に自信がつき始めるのに比例して、以前からやりたかったことがハッキリする。現在「大学3年生のための夢を見つける学校」の立ち上げに向け、奮闘中。
【ホームページ制作・アフェティリア(http://www.afetiria.net/)】
〒104-0061 東京都中央区銀座1-15-7 MAC銀座ビル3階
TEL:090-9146-284 Email:info@afetiria.net
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