週末おひとりさまが「父と旅するとき」

こんにちは、週末おひとりさまの生活を楽しくする専門家、はにわです。
今しかできないかもしれないこと、やれるのならやっておいた方が良いと思いませんか?
生まれて初めて父と二人で旅をしています。父から「(ご先祖の供養で)宮城へお墓参りに行かないか?」と誘われたのです。母も姉夫婦も叔父もそれぞれ行かれないので、今回は父と二人きりということになりました。
朝早起きして高速を北へ北へと車を走らせるなか、僕たちは二人きりになるとお互い口数も少なくなるので、会話が続くということもあまりありません。
でも「父は僕との旅を楽しんでいるのかもしれない」直感的に僕はそう思いました。もちろん、父に尋ねたわけではないですし、そんな質問も投げかけることもなかったので真相は分かりません。
無事に墓参りを済ませたあと、ホテルの夕食まで少し時間があったので、松島という海辺の観光地に足を伸ばし、遊覧船に乗ったりお土産屋さんを廻ったりしました。本当はすごく恥ずかしかったのですが、セルカ棒を使って父との写真も撮りました。
そこに写っている父を見ると、とても穏やかな表情をしていました。なので、車内での直感からもう一歩踏み込んで「本当にもしかしたらだけど、今まで全くしていなかった親孝行の”お”の字くらいは出来ているのかもしれない。僕にも父を喜ばせることができるのかもしれない」と思い、ちょっとウルっときてしまいました。
僕が言い出したわけでもプレゼントしたわけでもない旅なのは事実です。でも、父が健康でいてくれるお陰でこんな機会が訪れ、僕はそのチャンスを何とか自分なりに活かせているのではないか、そう考えています。明日、父は仕事仲間とゴルフ、僕は一人で行くところがあるので、朝食と夕食、帰路の車内だけが一緒ですが、父との時間を楽しもうと思っています。
親に限らず、大切な人がいつまでも自分の近くにいてくれるわけではありませんよね。「何かしてあげたい」と思う気持ちがあるなら、できるうちにやった方がいいと思いませんか?
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